2021年12月27日月曜日

今年最後の相談センターです

年末年始


COVICは、12月28日(火)~1月3日(月)までお休みとなります。

本日が今年最後のオープン日でした。

9月から試験的に開始して、10月から本格的に開設したCOVICは、一般的なワクチンの接種状況とは異なる状況が存在します。

接種を希望しているのに接種できていない外国人は、まだまだいると思われます。

COVICで対応する中で、全国の自治体に都度、状況や手続き方法を確認してきましたが、同じ県内であっても、自治体によって対応が異なることを知りました。

だれもが自身が健康であることを希望し、周りの人の健康も願っていると思います。

どのような状況の人でも、適切な保健・医療サービスを受けることができることを願って、来年も引き続きCOVICを継続します。

来年も引き続き、よろしくお願いいたします。

(コーディネーター R.A)

2021年12月24日金曜日

電話相談でもメリークリスマス!

昨年の今頃

コロナの感染者数が増えてきましたね。

昨年度は、私は、外国人向けのコロナに関する相談センターを実施して、電話で相談を受けていました。

コロナに関する相談ということで、体調不良を訴える相談や濃厚接触者、陽性者からも相談を受けており、対応する側も、神経を使う相談が多くありました。

そんな中、クリスマスの時期に相談者の方が、電話を終えるときに、Merry christmas!! と一言添えてくれたことで、こちらが、少しほっとすることがありました。

しんどい状況のときにも、こちらのことも気遣ってくれる気持ちが伝わり、うれしかったのを思い出しました。

今年のクリスマスは去年とは状況が異なりますが、もう少し、コロナとのお付き合いは続くのでしょうか。

来年のクリスマスは、もっと状況が良くなっていることを願っています。

Merry christmas!!

(コーディネータ― R.A)

2021年12月23日木曜日

国関係なく情報の広がりが嬉しい

COVICが

今更広がってきているような気がします。今までは同じ国の人同士でCOVICの情報回っていましたが最近違う国同士でもC情報が回ってきています。電話かかってくる時に最初は相談者が自分のことだけ確認します。自分が接種できるとわかったら友達もいると言い出します。相談者が一人でもその後ろにバラバラの国の接種希望者が何人もいたりします。

(コーディネータ― S.M)

2021年12月22日水曜日

ネット予約ができない?

11月始めに

住民登録がないが接種希望という相談をCOVICで対応した方から、手続きをした結果、やっと自治体から接種券が送られてきたが、予約で困っていると新たな相談がありました。接種券番号、パスワードを入力し、いざネットで接種予約をしようとしたら、「ログインIDかパスワードの入力に誤りがあるか、該当IDがロックされています。」と出てどうしても予約ができないので、日本語ができる友人がワクチンコールセンターに電話したら、本人から電話をしてもらわないと回答できないと言われてどうにもならなくて困っていたようです。COVICのコーディネーターがワクチンコールセンターに電話をして、事情を話し、エラー原因について調べてもらったら、「住民登録がある方のみネット予約が可能」で、そうでない方はコールセンターに電話で予約をする必要があるということがわかりました。自治体のHPにそのような記載はなく、コールセンターのオペレーターも知らなかったようです。住民登録のあるなしで、こんなところにも影響が出るのかと驚きました。

(コーディネーター Y.T.)

2021年12月21日火曜日

相談の波

1,2回目の接種が

そろそろ終わるからCOVICが落ち着いてきたのかな~と思ったらまた先週当たりから相談が増えてきました。
また国のバラエティも増えました。
先日 東京都庁から、都内の大使館宛にCOVICの案内を送ってくれたからだと思います。
また国別の波があるような気がしました。国のSNSによってその国の方にすぐに情報広がります。SNSはとても強いですね。

(コーディネータ― S.M)

2021年12月20日月曜日

挨拶はサワディカー、その後はやさしい日本語

COVICでは

電話で相談に応じている担当がたまたま英語やネパール語を話せることがありますが、基本的にはやさしい日本語で対応をしています。

たまに、相談される方が母語であいさつをされて相談の電話をかけてこられる場合があります。

今日は、タイの方から

「サワディカー!」とかかってきて、思わずわたしも

「サワディカー!」と答えました

が、ここからが私は続きません(笑)

なので、やさしい日本語でお話ししました。

このお仕事をしていると、最初の挨拶だけはいろんな国の言葉で言えるようになりますね。

(コーディネータ― R.A)

2021年12月17日金曜日

接種にたどりつくまでが大変

ワクチンを接種したいと思っても

   
   
短期滞在の方達は住民登録がないために、まず接種券の発行申請をするところから始まります。役所や保健所で申請書を入手し、記入後に本人確認のためのパスポートと居住証明の書類を申請書と一緒に提出します。日本語があまりできない人達は申請書の記入でつまずきます。さらに居住証明書類として公共料金の領収書や賃貸契約書を求める自治体が多いので、ここでもつまずきます。本人宛の郵便物などで良いという自治体もあれば、それでは証明にならないという自治体もあり、対応も様々です。申請書の受付は郵送でのみという自治体がほとんどで、時間がかかります。申請書を提出し、接種券が発行されるまで、早いところは翌日、遅いところは1週間程度で、時間がかかります。接種券が発行されたら自宅へ郵送なので、ここでも時間がかかります。接種券が手元に無事に届けばいいのですが、何らかの理由で届かなくて、再度申請手続きが必要と言われた人もいます。

「早く接種したいのに、どれだけ待てばいいの?」という声が聞こえてきています。

そして、やっと接種券が手に入っても、次は予約の壁が待っています。

1回目、2回目の接種が終わりつつありますが、まだ接種できていない人達からの相談が日々きています。COVICはできる限り各地域のワンストップセンターと繋いだり、私達が直接対応したりと、接種を希望する外国人がスムーズに接種できるように支援をしています。


(コーディネーター Y.T.)

2021年12月16日木曜日

ワクチン打てるって知らなかった!

11日の相談会で

教育相談にきてくれた親子にCINGAの相談会とワクチンのことを確認するために電話しました。お父さんが息子の学校のことにとても熱心でした。
ワクチンのことを聞いてみたら国で中国の受けたが日本でまたうてる/うったほうがいいと言うこと考えてもなかった、知らなかったと言います。
逆に教えてくれてありがとうございますとお礼を言っていました。医師に相談して連絡するようにしました。

(コーディネーター SM)

2021年12月15日水曜日

1回目と2回目の接種、まだできる?

 多くの自治体では


1回目と2回目の集団接種会場は終了しています。

各医療機関でも予約できるところが少なくなってきています。

が、3回目の接種が始まれば、また1回目と2回目の対応を再開するところがあるようです。

もしタイミングが合わず、2回目までを済ませておらず、希望される方はあきらめないでください。

COVICでは、相談に対して都度、自治体に確認をしています。

ぜひ相談をしてください。

(コーディネーター R.A)

2021年12月14日火曜日

12/11日の専門家相談会初経験

今回初めて

専門家相談会で通訳者として参加させてもらいました。
普通の相談と違うことを感じました。それぞれの専門員が常に答えられるように相談者の横でスタンバイ状態で持っているのをみてびっくりしました。
ある制度を伝えるではなく一つ一つ相談者の状況を聞きながら選択肢を与えるような感じで適した制度を丁寧に時間をかけてしっかり紹介しているのをみました。

今やりたいことや今考えていることを将来とどう繋がっていく!そうならないようにするためにもしくはそうするために今こうしたほうが良いやしない方が良いなどのアドバイスをとても分かりやすく説明をしてくれて相談者がとても納得していました。
通訳者である私までとても満足でした。

実は元々私も経験したことがある相談内容もありました。当時このような相談員や相談会がなかったのは今とても悔しい/うらやましいと感じています。
このような相談会のおかげ様で将来の道がとても変わる/みえると思います。

貴重な経験を与えてくれて相談会の皆さんにありがとうございました。

(コーディネーター S M)

2021年12月13日月曜日

専門家相談会を実施しました

12月11日(土)に

NPO CINGA主催の専門家相談会を新宿で実施しました。
その様子を少しお伝えします。

外国人向けに、ワクチン接種の相談や、教育に関する相談、法律問題や在留資格の相談、子育て給付金といった相談を、それぞれの専門家が対面とzoomで対応しました。

専門家は、弁護士、行政書士、社労士、社会福祉士、労働相談員、心の相談の専門家など、多岐にわたり、多くのケースで通訳を介して行いました。

通訳の言語は、英語・中国語・ネパール語・スペイン語などでした。

私たちCOVICのチームは、電話で対応をしたり、専門家に対面相談をした流れで、ワクチン接種をしたかどうか尋ねると、接種に不安を抱えているケースもありました。

対面で相談ができる機会というのは、このご時世、貴重な機会です。

いろんな分野の専門家が参加している専門家相談は、一度に複数の課題を相談できるのが強みです。
相談される方々は、直接顔を見て専門家らに相談をすることができて、明るい表情で帰って行かれました。

また、私たちも久しぶりに専門家相談で顔を合わせた人も多く、横のつながりがあることに心強さを感じた日でもありました。

また、来年も実施できる状況でありますように!

(コーディネータ― R.A)

2021年12月10日金曜日

動画でCOVICをご紹介

MIC Kanagawa Multilingual Health Information のYouTubeチャンネル

COVICをとても分かりやすく紹介してくれました。いつもありがとうございます。

COVID-19啓発ビデオ「接種券が無い!」編・やさしい日本語版

(コーディネーター S.M)


2021年12月9日木曜日

大使館からの相談

先日

東京都庁から、都内の大使館宛にCOVICの案内が送られました。

大使館では自国の人からワクチン接種について、相談を受けることがあるようです。

都からの案内の効果があって、大使館からCOVICにポツポツと問い合わせが入っています。

短期滞在でも接種ができるのか、とか、仮放免の人はどうなるのか?などです。

ケースバイケースですが、外国人が住む基礎自治体に問い合わせる方法や、おおよその状況などをお伝えしています。

(コーディネーター R.A)

2021年12月8日水曜日

12/11(土)外国人向けのワクチン接種サポートを行います!

 臨時で12/11 土曜日


新宿でNPO CINGAが開催する外国人のための相談会の中で、外国人のためのワクチン接種サポートを行います。

相談方法は対面と電話です。

詳細はこちらへ! https://www.cinga.or.jp/2291/

2021年12月7日火曜日

ワクチン接種状況

 政府CIOポータルサイトによると、

126日現在新型コロナワクチンの接種は、1回目接種数が約9297万人で接種率が73.4%2回目接種数が約9176万人で接種率が約72.4%となっています。県別に見ても、沖縄県が約63%であるものの、それ以外の都道府県はみんな70%を超えています。

REUTERS(ロイター)の2日前のレポートによれば接種完了した割合は日本の接種率はカナダと同列で9位です。

氏名や接種歴などが登録される国のワクチン接種記録システム(VRS)に国籍の項目がないので、どれぐらいの在留外国人が接種完了しているかはわかりません。

COVICには、ワクチン接種を希望する相談が毎日寄せられています。接種率という数字に見えてはいないけれど、まだ接種できていない在留外国人は多いのではないかと感じています。

 

(コーディネーター Y.T.

2021年12月6日月曜日

海外で日本のワクチン接種証明書が使えるか?

COVICでは

ワクチンに関する様々な相談が入ってきますが、今日、ポルトガル出身の方が帰国をする際、ワクチン接種証明書が必要だけど、日本の証明書が認められていないからどうしたらよいか?という相談を受けました。

外務省のHPで「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧」
を見ると、確かに、ポルトガルが入っていません。
日本のワクチン接種証明書では、認められないようです。

https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/certificationlist.html

COVICでは日本国内のことをできる限り調べてお伝えはしますが、海外のこととなると、限界があります。
在日公館に確認するか、直接現地の入管などに確認してもらうのが、確実な情報だと思います。

(コーディネータ― R.A)

2021年12月3日金曜日

外国人のための専門家相談会を開催します

NPO CINGAでは

12/11土曜日朝9:00~16:00まで通訳付きで直接専門家と子供についての相談や困っていることの相談を無料で受けられます。

2021年12月2日木曜日

生年月日は、西暦? 和暦?

 日本に住む外国人にとって

なじみのないものの一つとして、昭和、平成、令和を使った和暦の表現があるかもしれません。

どっぷり昭和生まれの私は、過去の出来事を和暦で言われると、何となく、だいぶ前なのか少し前なのか想像は付くものの、正確な年数を出すにはやはり西暦で計算しないと難しいです。

今日、COVICで外国人の代わりにワクチン接種の予約をメールで送信して行う際、ワクチンコールセンターの方から、生年月日を和暦で書いてください、と言われました。

接種券には西暦で書かれていますが、そこを和暦ですか? と言いたくなりました(笑)

(コーディネータ― R.A)



2021年12月1日水曜日

支援者からつながる相談

COVICには

外国人ご本人からの相談の他、支援者からも相談があります。

その場合、ご本人が日本語を苦手としていたり、在留資格に不安があったりして、自ら直接、相談機関とつながれず、周囲の支援者が手を差し伸べて、代わりに相談となります。

詳しい情報は、ご本人にしか分からないことが多いのですが、それでも、まずは、「つながる」ということが、大事だと思っています。

私たちは、日本語が苦手な方には、やさしい日本語を使います。ゆっくりと何度も分かるように説明します。

支援者からつながったら、今度は安心して外国人ご本人からかけてほしいと思います。

どうしても日本語でのコミュニケーションが難しい場合には、全国の国際交流協会やワンストップ相談センターと連携して、対応することができます。

日本に住む日本語ができる人にとっては簡単に調べることができる事でも、そうではない人にとっては、情報から孤立し、どうしてよいのか分からないことがあります。

周囲の少しのサポートが大きな一歩となりえます。

(コーディネータ― R.A)



2021年11月30日火曜日

接種予約の壁

接種券が手元にあっても
実際に接種の予約をするためには、ワクチンコールセンターに電話をしたり、ウェブサイトで必要事項を入力したりする必要があります。ワクチンコールセンターは多言語対応をしているところが多いのですが、予約専用サイトで多言語対応をしているところはあまり見かけません。

日本語を話したり聞いたりすることができても、読み書きは難しいという外国人はたくさんいます。このような方達がネットで予約しようとしたら、とてもハードルが高いのが現状です。

また接種会場が減りつつあるなかで、直接クリニックなどに予約をという自治体も増えてきていますが、クリニックなどで多言語対応をしていないので電話予約ができない、ネット予約は日本語が難しくて予約できないので、予約をしてほしいという相談がきています。

COVICでは、予約の代行依頼がきたら相談者がお住まいの地域の外国人相談センターに繋いで予約のお手伝いをお願いしています。それが難しい場合はCOVICで予約を代行します。

予約ができなくて困っている方がいたらCOVICに相談するようにご案内ください。

一人でも多くの外国人が接種できますように・・・・・


(コーディネーターY.T.)

2021年11月29日月曜日

12月以降に1回目の接種を希望される方

 COVICでは


接種を希望していながら、まだ受けていない方からの相談が多いのですが、1回目と2回目を実施する集団接種会場を終了している自治体もあり、都度、情報のチェックが必要です。

COVICで相談が多い埼玉や東京では、現時点では12月以降の接種の予約をすることができませんが、12月に入ったら、HPでアナウンスがされるとのことです。

2回目の接種が12月に入ってしまい、予約ができていないケースがありますので、COVICで12月になり次第、最新情報をチェックして相談者にお知らせをしたいと思います。

(コーディネータ― R.A)


2021年11月26日金曜日

ファイスブックのメッセンジャーでつながる

相談対応の重要ツール、メッセンジャー




ベトナムチームを経由した相談が多いことはすでにお知らせしています。

その相談で相談者とCINGAをつなぐのは、ベトナムチームが利用しているFacebookのメッセンジャーです。

ワクチン接種希望の相談を例すると、相談の流れは以下のようになります。

 

Vチーム:接種を希望する相談が寄せられると相談内容をメッセンジャーに載   せる



外国人コロナワクチン相談センター:担当者がメッセンジャーをチェック相談がきていればその都度対応

 ↓

センター:接種券申請の手続きを調べて必要に応じてVチームに個人の情報を確かめてもらよう依頼

     (住所、生年月日、在留資格、居住が確認できる資料の有無など)

 ↓

Vチーム:相談者から個人情報やパスポートの写真や居住確認の資料の写真を入手、メッセンジャーに添付して送信

 ↓

センター:画像や文字情報を読み取って居住地のワクチンセンターなどに連絡

 ↓

センター:申請可能となれば、Vチームに申請の情報が載っている自治体のサイトの案内、申請書のデータ等を送り、接種につなげる

 

メッセンジャー上でこのような画像や簡単な文面でやりとりされます。

中でも画像はお互いの文字が分からなくても理解できる部分が多いのでとても助かります

 

一つ一つのやりとりに時間がかかることもありますし、個人情報の扱いには注意が必要ですが、メッセンジャーはワクチンセンター相談業務になくてはならないツールの一つとなっています。

 

(コーディネーター S.O)

2021年11月25日木曜日

接種希望者からの相談が続いています

 ワクチン接種のピークは

とっくに過ぎましたが、外国人の中には、帰国困難で短期滞在となっている人が最近になって接種券を受け取ったケースがあります。

そうした場合、1回目の接種がこれからとなります。

10月ごろの予測では、11月末にはほとんど、接種希望の相談がなくなるのではないかと思っていましたが、

継続して、相談が入ってきています。

まだまだ相談をお待ちしていますよ~

(コーディネーター R.A)

2021年11月24日水曜日

北医療センターでの強化Weekが終わりました

先週1週間

私たちは、東京北医療センターで通訳と予診票の記入などで外国人向けに行っていたサポートを行い、無事に終了しました。

中には、NHK WORLD-JAPANのベンガル語でのニュースを見て、来られた方もいました。

↓ こちらは、NHK WORLD-JAPANの英語版の記事です。

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/news/20211116_01/?fbclid=IwAR2ptDzth8wS_qLgBqiBaQVgwf4KuEyjVAVPOYWKFEGKujdX81O2haDkPsA

その人の母語で伝えることで、正確な情報を知ってもらえることになり、その重要性を感じました。

(コーディネーター R.A)

2021年11月22日月曜日

東京北医療センターワクチン接種会場で外国人がびっくり+ニコニコ

2回目接種の外国の方は
”1回目もここで受けたがその時何もなかったのに今回はとても丁寧に説明してくれて、しかも一緒に移動してくれているのはどうして!!!”と怪しまれたような感じでびっくりしていました。
COVIC のことを言うと、そう~か。と嬉しそうな顔されました。

また、同行の方は”私が受けた会場ではこんなサービスなかった、ここは安心できるね”と言っていました。
1回目の方はとても嬉しそうで何度もありがとうと言ってくれました。
私も嬉しくなりました。

(コーディネーター M.S)


2021年11月18日木曜日

東京北医療センターでの接種ニュース

COVICが協力

外国人向けに、東京都北区の東京北医療センターで予診票の記入や医師の問診の際に通訳サポートを提供しています。
接種の模様がNHKのニュースで流れましたので、ぜひ、ご覧ください。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20211115/1000072646.html


今週金曜日まで実施します!

2021年11月17日水曜日

最近の相談の傾向

この相談センターを開設して、約2か月



最近は、開設当初から引き続き、短期の滞在者や仮放免となっている人で、接種券がない人からの相談が多いです。
また、仮放免にもなっていない人が接種を希望しているとの相談もあります。
ご本人からではなく、支援者から相談を受けることがほとんどです。

さらに、就労の在留資格があるけれど、引っ越しで接種券を紛失したケース、お子さんに接種させたいケースがあります。
集団接種会場は閉まったり少なくなっていることから、医療機関を探すこともあります。
お子さんについては、子供を対象としているところで接種することになり、限られることもあります。

COVICでは一人でも多くの希望する人が接種できるよう、手続き方法を丁寧に説明したり、接種機関を探したりするサポートしています。

(コーディネーター R.A)

2021年11月16日火曜日

ワクチン接種にも在留資格は重要

 外国人コロナワクチン相談センターに相談がくると

コーディネーターはいくつかの質問をします。
まずどういう用件で電話をかけてきたのかを知るために相談の内容を聞きます。用件に応じて居住地、在留資格、名前、国、連絡先など、相手の意向も考慮しながら情報を少しずつ聞いていきます。
外国人ならではの質問事項は在留資格です。資格によって日本で得られるサポートが異なるのが現実です。新型コロナワクチンの接種ではそれがとても明瞭になりました。当初ワクチン接種券が届いたのは、在留期間3ヵ月を超える在留資格を持ち、住民登録をしている人だけでした。
その後、コロナで帰国困難になった短期滞在の人や仮放免になった人にも接種の道が開けていきました。ただ、実際に接種券を発行するのは相談者が居住する自治体です。同じ短期滞在の資格を持つ人でも、接種するという自治体もあれば、慎重な自治体もありました。外国人にも接種を広めようという流れはありますが、どう判断するかは自治体なので悩ましいところです。
自治体やコールセンターの人にも在留資格はなじみのない話で分かりにくいかもしれません。外国人に対応する方々が在留資格への理解を深めていただけるように事情を説明するのも大事だなことだと思っています。

(コーディネーター S.O)


2021年11月15日月曜日

住民登録をしないと、どうなるか?

基本的に住民登録ベースで発行されるワクチン接種券

外国人で3カ月を超える在留資格を持っている人は、住居地の届け出をしなければなりません。 (ただし、短期滞在や3か月の特定活動の人は、住民登録ができません)

届け出をしなければいけないにもかかわらず、長期にわたって届出をしていないケースの相談がありました。手続きが面倒であったり、住居を定めたくないという理由です。

そうすると、接種券は送られません。

今住んでいる自治体に、接種券を申請する前に住居地の届け出の手続きをする必要があります。

気を付けていただきたいのは、外国人が住所地の変更の手続きをしないままで90日を超えると、在留資格の取り消し対象になる、ということです。

「取り消しの対象」ですので、自動的に在留資格を失うわけではありませんが、入管法での違反となります。

参考:https://www.moj.go.jp/isa/applications/guide/torikeshi.html


ただし、DV被害者が避難していたり、急遽、会社の倒産により寮から退去しなければならないケースは、正当な理由があるとして、取り消しの対象にはなりません。

https://www.moj.go.jp/isa/publications/materials/newimmiact_4_q-and-a_page3.html#q120-a

Q120:住居地の届出をしないことについて正当な理由があると認められるなど,在留資格を取り消さないこととなるのは,どのような場合ですか。

A. 例えば,勤めていた会社が急に倒産して住居を失った場合や,長期にわたり入院したため住居地の変更を届け出なかった場合などのほか,DV被害者が加害者に所在を知られないようにするため,住居地の変更を届け出なかった場合が該当すると考えられます。


在留資格は、外国人が日本に住むために必要不可欠なものです。

届出や申請をするときに難しいと感じたら、支援が必要な場合には、多言語の相談センターなどを頼ってほしいと思います。

また、やむを得ない時には届け出る義務を免除されていることなど、正確な情報も得てほしいと思います。


(コーディネーター R.A)

2021年11月12日金曜日

接種の予約に一苦労

1回目の接種が難しくなってきています。

今日16件目のクリニックでやっと予約ができて嬉しかったです。

やっと発行できた接種券を予約がなかなかできないと困ります。

特に外国人で言葉ができない方だとなおさら困ると思いました。

(コーディネーター S.M) 

2021年11月11日木曜日

NPOの名前「シンガ」を覚えていただければ幸いです

 私たち外国人向けのコールセンターでは

外国人からの相談に応じて、居住している自治体に手続き方法などを確認する電話をかけています。

電話をかけた最初に

「NPO法人シンガですが~」

と名乗りますが、この「シンガ」というのが聞き取りにくいようで、なかなか一発で通じません(笑)

そうですよね、初めてシンガを知る方にとって、初めて聞く単語だと思います。

間違えられるパターンとして

ギンガ? ジェンガ? チェンガ?

色んなバリエーションがあります!

たまーに、一回で聞き取ってもらえることがあり、逆に驚いたりします。

シンガ、ぜひ覚えていただければ~

(コーディネーター R.A)

2021年11月10日水曜日

北区で外国人向けのワクチン接種 強化Weekが始まります!

東京都北区にある東京北医療 センターでは
来週 11月15日(月)から、GO TO VACCINATION が始まり、外国人向けのワクチン接種強化 Weekとなります。
期間中、ベトナム語、ミャンマー語、ネパール語、ベンガル語が対応します。
予約は不要です!
詳細は、CINGAのHPとチラシをご覧ください。

接種券を持っていない方や、今回の強化 Weekについては、お気軽にCOVICにご相談くださいね。

外国人新型コロナワクチン相談センター COVIC
受付: 月曜日から金曜日 A.M 10:00 - P.M 4:00 (土・日・祝日はお休みです)
専用ダイヤル: 03-6261-6356



2021年11月9日火曜日

着信への折り返し

たくさんのお電話

COVICへもCINGA事務局へもたくさんのお電話をいただきます。
話し中だったり、打合せ中だったりして出られないこともあります。
CINGAのポリシーでは、どんな電話にも必ず折り返し電話をすることにしています。
もちろん、その中には企業の営業や勧誘などもありますが、必ず折り返します。
特に携帯電話からの着信は、外国人本人からの場合が多くできるだけ早くかけなおします。
ただ、外国人の中には、友人の携帯だったりして、その後、いくらかけても通じないといったこともあります。
だからこそ、一本一本の入電を大切にしたいと思い対応しています。

(コーディネーター M.N)

2021年11月8日月曜日

相談はどこでやっているのか

先日のこと


ある方がCOVICの陣中見舞いに、CINAG事務所にどらやきを届けてくださいました。

しかし、そこに誰もいないことにびっくり。
COVICの相談は、どこかの場所に一堂に集まって対応するのではなく、コーディネーターの自宅で遠隔対応をしています。
外国人ボランティアのみなさんも同じです。
パソコン、携帯電話、SNSを駆使して、オンラインでやっています。
同じ場所にはいませんが、チームワーク抜群です。

目には見えませんが、確かに何かにつながっています。
その届けられたどら焼きですが、事務所にいた私が責任をもって美味しくいただきました。


(コーディネーター M.N)

2021年11月5日金曜日

通話の保留時に流れる曲

ワクチンコールセンターや自治体に電話した時に

必ずと言っていいほどお世話になるのが「少しお待ちください」と言われた後に流れる音楽です。

耳慣れた曲もあるし、何度も聞くうちに自然と覚えてしまった曲もあります。

結婚式の控え室などでよく聞く曲だったり、ディズニーの曲だったりと実にさまざまな曲を保留時に聞いているなぁと思います。

耳に心地よい曲の場合は、さほど待たされた気がしないのかもしれないと思い返してみましたが、長く保留音を聞かされることが多いので、待たされた気がしないと感じたことはありませんでした(笑)。

ちなみに、ある自治体で15分も保留にされていた時は我慢ができず、そっと受話器を置いてかけ直しました。「少しお待ちください」で15分は待たせすぎ・・・と思うのは私だけではないのではないでしょうか。

どんなに待たされても、電話の向こうの方に「待たせすぎ!」という気持ちが伝わらないように、笑顔(相手には見えませんが)で応対することを心がけています。

(コーディネーター Y.T.)

2021年11月4日木曜日

入管からワクチン接種に関するハガキが届いたら

短期の滞在者を対象としたハガキ

先週あたりに、対象者には入管からワクチン接種に関するハガキが届いています。

COVICのセンターには、ハガキが届いたけれど、申請方法が分からない、どこに行けばよいのか?という相談が入っています。

こちらでは、やさしい日本語で、相談を受け付けていますので、ぜひご相談ください。

また、COVICのベトナム語チームでは、ベトナム語での相談も可能です。

Facebookのメッセージにハガキの写真や接種券の写真を送ってもらえば、こちらでもスムーズに調べてお伝えすることができますよ。

ベトナムチーム Facebook https://www.facebook.com/covic.vietnam/

(コーディネーター R.A)

2021年11月2日火曜日

COVICの相談件数

具体な件数は?


9月からトライアルとして運営をはじめたワクチン相談センターですが、約1か月で 125件(10月末時点)の相談を受けています。

多くが、そもそも接種券を持っていないという人たちからの相談です。
自治体による集団・個別のワクチン接種が終わりかけていますが、COVICの相談は減ってはいません。

接種券の発行に苦戦して予約発行してもらっても、その後、接種予約、接種と対応しなければなりません。
ワクチン接種が終わってしまうことを、接種を希望する外国人住民へ伝えなければと、わたしはかなり焦っています!

(コーディネーター M.N)

2021年11月1日月曜日

ワンストップ相談センターへのヒアリング

COVICが設立されて

1ヶ月が経ちました。明日、11月2日(火)には、COVIC設立の経緯を報告する場を持ちます。

連続講座『保健医療分野の外国人対応に関する課題と展望 ~新型コロナウィルス感染症にワンストップ相談センターはどう対応したか~』

スライドをまとめていたら、10月31日時点での「相談件数125件」とありました。1ヶ月の積み重ねが多くの成果につながっています。

日本にはワクチンを打ちたくても、未だ打てない人がいることを皆さんご存知でしょうか。
住民登録がない外国人は、住民登録がないが故に、国・自治体の支援の枠組みの外に置かれがちです。住民登録がない外国人へのワクチンについては、国から接種をするよう通達が出ました。しかし、自治体の中には、イレギュラーな対応に慣れていないためか、接種を断っている事案が発生しています。

私は、かつて、住民登録がない外国人の支援に携わっていた経験があります。国や自治体の窓口での交渉は困難をきわめることが少なくありませんでした。今回、COVICが、住民登録がない外国人をも包摂して、支援をしている様子をとても嬉しく思います。

COVICが、全国各地の自治体、外国人相談ワンストップセンターとつながることで、住民登録がない外国人へのワクチン接種という具体的な成果が開設以来、着実に出てきています。

ワクチン接種は一つのゴールでもありますが、同時に新たなスタートでもあります。住民登録がない外国人がなぜ存在するのか、また、私達に何ができるのか。そのようなことを考えるきっかけに出来たらと思いながら、少しだけ事業をお手伝いしています。

(ワンストップセンターヒアリング担当 J・K)

「ボランティア」って?

「情けは人の為ならず」。

本来の意味とは正反対の使われ方をされている格言の一つとして上げられます。情をかければその人の為にならない、という間違った使い方をしている人も多いようですが、人に情をかければ巡り巡って自分にとってもよいことがある、というのが本来の意味です。

英語のプロバーブ「Today you ,Tomorrow me」も「情けは人の為ならず」と通底するものだと思います。世界各国、同じような格言、表現があるのではないでしょうか。

私はこうした表現がボランティアの精神の淵源(えんげん)になっているのではないかと思っています。困っている人に対し、何か手助けしようという気持ちは、人間、古今東西変わらないもので、日々の暮らしの中からこうした思いが生まれ、言葉が生まれたのだと思います。  

ボランティアは、決して特別な行為ではなく、日常の生活の中でこれまでの人間の営みの中でごく自然にしてきたことだと思います。

COVICのプロジェクトも「情けは人の為ならず」です。

国際活動市民中心(CINGA)代表理事     大久保和夫

2021年10月29日金曜日

支援者 / 支援団体がとても大事


相談者が外国人なので直接センターにかけず知り合い / 支援者 / 支援団体を通して相談する方も多いです。

知り合い/支援者/支援団体を通しての相談は場合によって少し時間かかることもありますが、相談者がリラックスして自分の言葉やペースでしっかり相談できるのがとても大事です。


(コーディネーター M.S)

2021年10月28日木曜日

ベトナムチームとの協力が延長されます

FacebookでつながるCOVICと相談者とベトナムチーム 

昨日のセンター終了後、ベトナムチームのFBからワクチン接種を希望する元実習生からの接種希望の相談が来たというメッセージが届いていました。

COVICベトナムチーム Facebook  https://www.facebook.com/covicFacebook 

今日の午前中にCOVICが該当の自治体に問い合わせをして、接種券の申請や予約の手続きの詳細を調べFBでベトナムチームに連絡、迅速に相談者に伝えてもらうことができました。

逆に、COVICに相談したベトナム人と日本語でコミュニケーションがとりにくい場合は、ベトナムチームに情報の伝達をお願いします。それもFBのやり取りが中心です。

ベトナムチームの語学力と献身がすばらしいです。基本やさしい日本語で運営するCOⅤICにとっては強力な援軍です。

ベトナム人コミュニティの絆も強いようです。多くのベトナム人が集うTAIHENというサイトにCOVICの広報を載せていただいたところ、1週間で27,000回の視聴があったとのこと!

こうした協力関係は当初1ヵ月の予定でしたが、11月末まで続くことになりました。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

CINGAではこれまでにも少数言語通訳者への研修や相談・通訳業務の依頼などを通じて意欲ある外国ルーツの方々と出会いました。
日本に暮らす外国ルーツの方々の活躍が期待されます。

(コーディネーターS.O)


2021年10月27日水曜日

海外でアストラゼネカ製のワクチンを接種をした場合

海外で一回目をアストラゼネカ製で受けた


愛知県在住の在留資格「家族滞在」の方からのご相談です。

海外で1回目のワクチン接種を受けたけれど、アストラゼネカ製で、2回目を日本で接種できるのか?というご相談でした。

ご本人自ら、住んでいる市に問い合わせたら、できないと言われたそうです。

COVICから、その市に問い合わせたところ、確かに市内では実施してないけれど、名古屋市と岡崎市の医療機関で、アストラゼネカ製の2回目の接種を実施しているとのことでした。

ご本人にお伝えし、予約いただくことになりました。

接種ができるようになって、よかったです。


(コーディネーター R.A)

2021年10月26日火曜日

相談から垣間見る娘の気持ち

相談から垣間見る娘の気持ち

           

 

娘が日本に嫁いで出産となったとき、妊婦さんは事情が許せば母親に来てもらいたいし、

母親も娘が異国での初産となれば心配かもしれません。

 

実際にそういう例は稀でもなく、親が短期のビザで来日してしばらく出産前後の娘と孫の面倒を見ることがあります。

ところが新型コロナの影響で、出入国の道が閉ざされ親が帰れなくなる事例が出てしまいました。日本や母国の状況が多少落ち着いても、まだ飛行機の便は少なく、チケットは入手しずらく高価になっています。まだまだ帰りづらい状況が続いています。

 

今日相談を受けたケースはそんな娘からの電話でした。

母親の滞在はもう1年半になるそうです。帰国してもらうにしても接種を受けたいとのことでした。接種券を得るのは問題なさそうなケースですが、娘は難しいかなと思っていたようでした。

 

居住地の自治体に問い合わせたところ、親のパスポートと居住の確認ができれば、すぐに接種券が発行されるとのこと。手続きもネットではなく、市役所に出向く形なので書類の記入なども手伝ってもらえそうでした。

 

その結果を相談者に伝えるとホッとした様子でした。

来てもらって助かったけれど、こんなことになって…と思っていたかもしれません。

母親の健康も心配だったかもしれません。

 

それでもまだ心配は尽きないようです。あまりないことですが、電話で気持ちの一端を聞くことになりました。飛行機のチケットは大使館経由でしか得られないそうで、いつ取れるかわからない、母国の感染状況もまた悪化している・・・と。

 

私も海外で出産したとき、母親に手伝いに来てもらったことがありました。

その時は当たり前みたいに思っていたところもありますが、今はとても感謝しています。

 

      (コーディネーター S.O)  

2021年10月25日月曜日

ベトナム語チームとワクチン相談を受けています

心強いベトナム語の協力者

先週から日本語とベトナム語が可能なベトナム出身者の人たちの協力を得て、ベトナム語で相談があったケースを一緒に進めています。

COVICのベトナムチームのフェイスブックはこちら 

Tổng đài CÔ VY & TÔI ở Nhật https://www.facebook.com/covic.vietnam/ 

CINGAのフェイスブックにもベトナム語でメッセージがはいりますので、そんな時はすぐにベトナムチームに相談です。

また、ベトナムチームが相談者に連絡を取って、自治体に確認することが発生したら、私たちCOVICメンバーが調査したり、自治体と交渉します。

そして、ベトナムチーム経由で相談者にフィードバックしています。

ベトナム語チームの協力は期間限定で、今週半ばまでの対応となります。

一人でも多くの日本在留者がワクチンをスムーズに受けることができるよう、今後も様々なコミュニティと協力をしていきます。


(コーディネーター R.A.)

接種してきました


自分が暮らすまちの大規模ワクチン接種会場に行きました。
受付から問診、接種へと適切な対応とおもてなし?の精神に感心しました。
沢山の人たちが、来場者の誘導などにあたっておられ、静かに、スムーズに進んでいきますね。

あの沢山の会場スタッフさんたちは、アルバイトさんでしょうか。
わたしが受けた会場には、外国につながりのある人たちもおられるようで、
アルバイトさんにも多様な人がおられると、受ける人も安心だな~と思いました。

(コーディネーターM.N)


2021年10月22日金曜日

ワクチンセンターの広報

「外国人コロナワクチン相談センター」 って何?


こう思う方も多いかもしれません。全国各地に○○ワクチンセンターが数ある中でどのように私達のセンターを周知するかは、準備段階の課題の一つでした。

今日はこれまでの広報を振り返ってみます。

9月初め:設立の準備を始めた頃より、CINGAが普段から意見交換をしている団体や個人との会合などでワクチンセンター設立について事前アナウンスを開始



CINGA事務所にワクチン接種の相談が入るようになり、試行的にワクチン相談を開始



9月末:ワクチンセンター設立の広報を兼ねて、全国70ヵ所のワンストップセンターにワクチン対応の状況を聞き取りするプロジェクトを実施



9月30日:全国のワンストップ相談センター、地域の外国人支援団体等、計170ヵ所にワクチンセンターのチラシ等を郵送



~現在:CINGAサイトやFBなどで広報を継続、ワクチンセンターの日々の状況も発信

このようにじわじわと広報を拡大しながらセンターは活動しています。
ところで相談を始めて気づいたのは、ベトナムの方からの相談が際立って多いことです。

その理由としては現在ベトナム籍の方が中国籍人口に次ぐレベルまで増えていることもありますが、ベトナムコミュニティとCINGAがつながりを持てたことがよい効果を生んでいるのかもしれません。

センターの協力組織MINNAとのつながりからベトナム人コミュニティのFB TAIHEN に広報することができました。さらに、期間限定でベトナム語の言語サポートをいただくまでにその関係は発展しました。

次に目立つのはネパールの方からの相談です。ネパール国籍の人口も増えていますが、ネパール出身のコーディネーターの発信力も感じます。ネパールコミュニティのSNSへの投稿、ネパール語によるセンターの広報を発信していることも件数増加に貢献していると思われます。

広報の効果を感じるのは相談件数の推移に限りません。

センターは相談を受けて相談者の地元のワンストップセンターなどに電話をすることがよくあります。情報提供や言語支援をお願いする際に、CINGAや外国人コロナワクチン相談センターの名前を伝えるとスムーズに話が進むことも多いです。これまでの関係性や事前の聞き取りでセンターのことを知っていただいているのかなと想像しています。

幅広い層に向けた地道な広報、エスニックコミュニティとそのキーパーソンの影響力、個人や団体同士の関係性・・・広く深くつながることで助けを必要としている方たちにつながることの大切さとその効果を感じる日々です。 

(コーディネーターS.O) 

2021年10月21日木曜日

Postcard of COVID-19 vaccination from the Immigration Services Agency reaches short-term visa-holders.

 Notice from the Ministry of Health, Labor and Welfare

The Ministry of Health, Labor, and Welfare sent the administrative circular concerning COVID-19 vaccination for people with Temporary Visitor visas having difficulty returning to the home country or people with the visa status for no more than three months to the municipalities issuing COVID-19 vaccination voucher on Sep.19, 2021.

Postcard from the Immigration Services Agency reaches soon

It is written as follows in this notice on the postcard. (Summary)
Soon the postcard reaches the object person with Temporary Visitor visas or the visa status for no more than three months from Immigration Services Agency of Japan.

" The Immigration Services Agency mails the postcard ( attached ) that guides people who have difficulty returning to the home country to help them to verify their residency when they apply for the vaccination with their municipality. 
(The Agency sends the postcard between 1 month and a half and two months after this administrative circular arises. ) " 

(Note from translator: It means it reaches the affected people probably around November.)

What do you need to do for the vaccination?

The procedure becomes simple for the people with Temporary Visitor visa or with the visa status such as Designated Activities for 3 months after receiving the postcard.
Please prepare your passport and the postcard and go to the municipal section in charge of the vaccination voucher to express your desire for vaccination.
When you obtain the voucher, make reservation for the vaccination.
Soon the postcard of the vaccination  ( see the photograph )reaches people with visa status for no more than three months.

(Coordinator S.O)