2022年2月4日金曜日

相談員(コーディネーター)の仕事って…

相談員の仕事は
バラエティーに富んで、毎回の相談が新鮮に感じます。
同じ相談内容でも皆それぞれ条件や状況が少しでも違ったりすることで相談にツイストがでます。
コーディネーターは一所懸命に何でもコーディネートしようとしますができないこともたくさんあります。

その時に本当に自分のことかのように頭に残ったり、もやもやしたりすることがあります。
その反面きちんと相談に乗ることができ相談者が満足してくれれば相談員も大満足します。
相談員って不思議な気持ちになる仕事だと私は感じています。

(コーディネータ― S.M)


2022年2月3日木曜日

阪神淡路大震災の出来事

神戸の震災のボランテイアに2年間かかわりました。

中山手カトリック教会を拠点に避難所の巡回サポートに関わりました。
月日が流れていく中で、避難所を出る人が増えていきました。

最後の最後まで残っている人たちは、平常時も色々な困難を抱えた人たちが多く、丁寧なケースワークで支援を受けてよくやく、前に進んでいかれる人がいました。

ワクチン接種も同じだな、と思っています。

(コーディネータ― M・N)

2022年2月2日水曜日

まだまだ1回目の接種が必要

1月31日の報道によると

東京都は1週間連続で1日辺りの感染者数が1万人を超えるなど、新型コロナの感染者が増加し続けています。

東京都の病床使用率も49.2%と小池都知事が「緊急事態宣言の要請を検討する」とした50%に届きそうな勢いです。

感染者のうちワクチンを2回接種していた人は5373人で、1回も接種していない人が3035人だったそうです。

3回目の接種のために自衛隊の大規模接種会場が再開されましたが、予約はすでにいっぱいだそうです。しかし、COVICにはまだワクチン1度も受けていないが接種したいという問合せがきています。

1回も接種できていない人達が置き去りになりませんようにと願っています。

(コーディネーターY.T.)

2022年2月1日火曜日

COVICの

モットーは、ワクチン接種を希望するすべての在日外国人の方がスムーズにワクチン接種ができるようにサポートすることです。
難しいケースもありますが、無事接種につなげられたときはほっとします。

先日、母国で2回の接種を済ませてから、母親の介護のために来日した短期滞在の方から3回目の接種をしたいという相談を受けました。
母親の住む自治体に連絡をとり、接種に向けて自治体から接種券発行の申請書を送ってもらうところまでサポートしました。
後日別件で電話をする機会があったのですが、ちょうどその申請書が自治体から送られてきた日でした。母親が日本人で申請書の記入を手伝ってくれたそうです。

ちょうど良いタイミングだったのか、COVICで助かった!と何度も言ってくれました。
母親に感染させるのを心配していたとのことでほっとしたのでしょう。
それほど難しいケースではないと思いますが、「COVICに電話する前に、何カ所も電話したけれどだめだった。COVICはエンジェル!」とまで言われてびっくりしました。

どんな組織なのか?とも聞かれました。NPOで公的機関ではない、自由だからできることがあるのかもしれません。COVICの立ち位置を思い返しました。

(コーディネーター S.O.)

2022年1月31日月曜日

在留資格「公用」の人の接種に向けた対応事例

 ワクチンの接種券は


住民票ベースで発送されます。ですので、住民票が登録されないカテゴリーの外国人には、自動的に接種券が送付されません。

日本にある大使館や領事館関係者の在留資格となる「外交」と「公用」の人も住民票の登録がないカテゴリーに入ります。

「外交」と「公用」の人への接種については、厚労省と外務省から都道府県に事務連絡が出ています。

https://www.mhlw.go.jp/content/000763001.pdf

接種券の申請を自治体に行う流れですが、基本的に大使館経由で行い、例外的に個人で行うこともできると書かれています。

COVICに在留資格「公用」で在留している方から、相談がありました。

その方は大使館に勤める兄弟の家族として、公用で滞在していました。

勤務している兄弟は大使館が申請したけれど、大使館に相談したら、家族の分は対応してくれないとのことでした。

ご自身で自治体に問い合わせても、大使館に聞いてください、と言われたそうです。

大使館と自治体の間で、グルグルたらい回しにあってしまいました。

そこでCOVICから自治体のワクチンコールセンターに問い合わせ、このケースを丁寧に説明しました。すると、個人で接種券を申請することができる旨、案内を受けることができました。

自治体からのOKが出たため、後はご本人が自治体に接種券の申請をすることになりました。

外国人は言葉の面でハンデキャップがありますし、自治体の方も慣れない相談ケースです。

実際は、可能であるにもかかわらず、行き違いにより接種できない結論になってしまうのは、残念です。このケースは、自治体の担当者がよく話を聞いてくださり、接種につなげることができました。

(コーディネータ― R.A)