「接種を希望しているけど、接種券がない」
というものです。
こうした人に在留資格を訊ねると、短期滞在や3カ月の特定活動、非正規滞在で仮放免となっている人がほとんどでした。
短期の在留やそもそも在留資格を持たない人は、住民票が登録されていません。
住民票をベースとして自治体から接種券が発送されているため、届かないのです。
では、どうしたらよいか?
ワクチン相談センターでは、本人の状況を聞き取った後、各自治体のワクチンセンターに問い合わせたり、その人が居住する国際交流協会と連携をして、接種券の発行手続きを確認しています。
こうした調べた情報を本人や支援団体にお伝えします。
住民票がない人のワクチン接種については、どこに聞いてよいのか分からないケースもあると思います。
日本語が得意ではない外国人にとって、正確な情報にたどり着くのは大変です。
私たちのワクチン相談センターでは、単なる情報提供だけではなく、ワクチン接種を希望する人が、ワクチン接種にたどり着くまで、その人が必要とする機関と連携して、支援することです。
外国人新型コロナワクチン相談センターは、