2021年10月7日木曜日

ワクチン相談センターに多い相談

 


10月1日から外国人新型コロナワクチン相談センターが始まりました。相談で多いのが、

「接種を希望しているけど、接種券がない」

というものです。

こうした人に在留資格を訊ねると、短期滞在や3カ月の特定活動、非正規滞在で仮放免となっている人がほとんどでした。

短期の在留やそもそも在留資格を持たない人は、住民票が登録されていません。

住民票をベースとして自治体から接種券が発送されているため、届かないのです。

では、どうしたらよいか?

ワクチン相談センターでは、本人の状況を聞き取った後、各自治体のワクチンセンターに問い合わせたり、その人が居住する国際交流協会と連携をして、接種券の発行手続きを確認しています。

こうした調べた情報を本人や支援団体にお伝えします。

住民票がない人のワクチン接種については、どこに聞いてよいのか分からないケースもあると思います。

日本語が得意ではない外国人にとって、正確な情報にたどり着くのは大変です。

私たちのワクチン相談センターでは、単なる情報提供だけではなく、ワクチン接種を希望する人が、ワクチン接種にたどり着くまで、その人が必要とする機関と連携して、支援することです。

外国人新型コロナワクチン相談センターは、

月~金 10:00-16:00 
専用ダイヤル: 03-6261-6356

で受け付けています。
お気軽にご相談ください。

(コーディネーター R.A)

2021年10月6日水曜日

10月1日に外国人新型コロナワクチン相談センターを開設しました

 


今まで多岐にわたる外国人向けの相談センターを運営してきた NPO CINGAは、2021年10月1日に、外国人向けにワクチンに関する相談に対応した相談センターを開設しました。

相談センターに相談ができるのは、ワクチン接種について接種券の入手方法や予約方法に困っている外国人本人はもちろん、そうした方々を支援する団体やコミュニティからもお受けしています。

相談エリアは、全国です。

相談センター自体の対応言語は、やさしい日本語となりますが、全国の国際交流協会や外国人向けのワンストップセンター、各自治体で多言語対応をしているワクチンコールセンターと連携しながら、接種を希望する人が目的を達成するために丁寧に対応します。

この活動日誌では、現場の声や、ニュースなどを発信していきます。

(コーディネーターR.A)