「情けは人の為ならず」。
英語のプロバーブ「Today you ,Tomorrow me」も「情けは人の為ならず」と通底するものだと思います。世界各国、同じような格言、表現があるのではないでしょうか。
私はこうした表現がボランティアの精神の淵源(えんげん)になっているのではないかと思っています。困っている人に対し、何か手助けしようという気持ちは、人間、古今東西変わらないもので、日々の暮らしの中からこうした思いが生まれ、言葉が生まれたのだと思います。
ボランティアは、決して特別な行為ではなく、日常の生活の中でこれまでの人間の営みの中でごく自然にしてきたことだと思います。
COVICのプロジェクトも「情けは人の為ならず」です。
国際活動市民中心(CINGA)代表理事 大久保和夫