2022年3月8日火曜日

みんなが安全になるまで、誰も安全ではない

3月2日(水)に

外務省主催で開催された令和3年度「外国人の受入れと社会統合のための国際フォーラム」で、国際移住機関(IOM)のアントニオ・マヌエル・デ・カヴァーリョ・フェレイラ・ヴィトリーノ事務局長が基調講演をされました。

その中でとても印象的だったのが、「No one is safe until everyone is safe.」という言葉でした。

講演の中で、現在84カ国で自国に滞在している外国人が正規滞在者か非正規滞在者かどうかというステータスに関係なく誰でも接種ができるという報告がされていました。

長く続くコロナ禍において、日本でも希望する誰もがステータスに関係なくワクチンの接種ができることがとても大切だと思います。

そうすれば、日本は「みんなが安全なので、誰もが安全」と言えるようになりますね。

(コーディネーター Y.T.)


2022年3月7日月曜日

2回目接種後に住民票を異動した時の手続き

先日、

夫(S氏)が3回目のワクチン接種をしました。
S氏は、自称 人よりワクチン接種希望が強いタイプで、3回目は1、2回目と別の県で接種することになり、接種券を逃さないぞ、と念入りに下調べをしていました。
それでも、接種券発行手続きはやや大変だったようで、日本語がわからない外国人には絶対無理だろう、と話していました。

窓口で転入届を提出するだけで3回目の接種券が自動的に届けられるわけではなく、手続きが必要です。
しかし、S氏の場合、転入窓口では、こちらが聞かないない限り案内はなかったそうです。
質問したら、3回目のワクチン接種券の手続き方法が書かれた紙(日本語)をくれました。

手続きは、以下の必要な書類を郵便または窓口に保健所に送ります。
①接種券発行申請書【3回目接種用】(様式)word / PDF
②接種歴がわかる書類(1回目・2回目)の写し
③身分証明書④委任状(本人または同一世帯員以外が申請する場合)
(市役所のホームページにも同じ案内があります)

S氏は郵送を選びましたが、「受理しました」という案内が来るわけではないので、接種券が届くまで不安だったと話していました。

なんでマイナンバーカードもあるのに、ワクチン接種証明書も発行しているのに、
自動的にならないのだろう…とS氏のモヤモヤはつきなかったようです。

COVICには、S氏と同じように、1回目と2回目の接種自治体が違う方などからの相談もあり、その都度、自治体の方との対話をしながら解決につながっています。
日本語や仕組みが分からない外国籍の人たちにとって、COVICが担った役割は大きなものだとしみじみ感じます。

(みんなの外国人ネットワーク(MINNA)K.M)

2022年3月4日金曜日

日本で生活するために日本語ができればOK!?

はい、

日本語出来るのはOKですが日本語だけではOKではないと思います。
例えば留学生の場合は日本語学校の先生は日本語だけではなく日本の文化や習慣など教えてくれます。なぜ!!?
日本だけに限らずどこの国でも生活するのにその国の文化や習慣(制度)がわからないと言葉だけできても生活するのに問題や不便を感じると思います。
言葉は通じるが文化や習慣がわからないと言葉以外のものが通じないとことがあります。
日本で外国人が言葉はもちろん文化、習慣、情報など何でも学べる・知る・楽しめる、何かあった時に相談できる場所は国際交流協会が一番近くにあるものだと私は思います。
国際交流協会は楽しみながら日本のことを勉強できる場所ですよ。

(コーディネーターS.M)



2022年3月3日木曜日

1回目・2回目接種は、今年9月30日までに

厚労省のHPには、

初回接種(1回目、2回目)の接種は、9月30日までと記載されています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00218.html

逆に言うと、それまでは接種ができるはず!です。

COVIC調べでは、自治体によってワクチンの不足で初回接種を見合わせているところもあるようです。が、初回接種についても厚労省から自治体に、9月30日までは初回接種を実施するように連絡が行っています。

初回接種を接種を希望する方で、接種券を持っていない方は、ひとまず、接種券の申請だけはしておいて、接種できる時期になったらすぐに接種できるようにしておくことをお勧めします。

お困りのことがありましたら、COVICにご相談ください。

(コーディネータ― R.A)

2022年3月2日水曜日

モデルナのワクチン

3回目の接種が始まっていますが、

集団接種会場ではモデルナの接種になる場合が多いようです。
モデルナに関しては副反応が心配、混合接種がよい、3回目も同じファイザーにしたいといった声も聞かれます。
最近のCOVICの相談でもモデルナの話が出ました。
1回目の接種を急いで受けたいという首都圏にお住いの方の相談でした。
居住地では1回目をすぐに受けられる接種会場がなかなか見つからなかったので、ダメもとで自衛隊東京大規模接種会場に聞いてみました。やはり3回目の接種の人だけが対象でした。
コールセンターの方の話では、その理由はモデルナの3回目の接種量が異なるので、間違いがあってはいけないからとのことでした。
1回目の接種が受けづらい状況があります。間違いが出ないようなシステムで運営していただけるといいなと思いました。

 (コーディネーター S.O)

2022年3月1日火曜日

わかる範囲で何でも答えます!

初めて海外に行くという



年配の日本人から「何日そこに滞在できる?」という相談がありました。
話を詳しく聞いてみると、入国に必要な手続きを知らないために、まだしていないことがわかり、その説明をし、滞在可能期間をお答えしました。
日本円が使えないけどどうしたらいいか?という質問が続いたので、お金を両替する必要があることや、海外旅行保険への加入、空港に出迎えがいなかった時の対処法、入国時に用意するワクチン接種証明書、陰性証明書、帰国時の注意事項など、想定できる範囲でわかることは全て説明をしました。
ワクチン接種とは関係のない相談でしたが、相談終了後にとても満足されていました。
どんな方からのどんな相談でも、わかる範囲で答えられるのがCOVICの良いところだと思います。
(コーディネーターY.T.)

2022年2月28日月曜日

COVICはワクチンの相談窓口!

COVICは

外国人のワクチン相談窓口と言いながら何でも相談を受けています。

ここはワクチンの相談窓口ですから答えられないなどは全く言いません。

ワクチン以外の相談が来てもなるべく答える努力をします。ついでにワクチンのことを相談員のほうから確認します。

またCOVIC は外国人の相談窓口ですが日本人相談者からかかってくることもあります。
COVICの大きな目的は外国人・日本人皆にワクチンを受けて貰うことです。

(コーディネーターS.M)