2022年3月7日月曜日

2回目接種後に住民票を異動した時の手続き

先日、

夫(S氏)が3回目のワクチン接種をしました。
S氏は、自称 人よりワクチン接種希望が強いタイプで、3回目は1、2回目と別の県で接種することになり、接種券を逃さないぞ、と念入りに下調べをしていました。
それでも、接種券発行手続きはやや大変だったようで、日本語がわからない外国人には絶対無理だろう、と話していました。

窓口で転入届を提出するだけで3回目の接種券が自動的に届けられるわけではなく、手続きが必要です。
しかし、S氏の場合、転入窓口では、こちらが聞かないない限り案内はなかったそうです。
質問したら、3回目のワクチン接種券の手続き方法が書かれた紙(日本語)をくれました。

手続きは、以下の必要な書類を郵便または窓口に保健所に送ります。
①接種券発行申請書【3回目接種用】(様式)word / PDF
②接種歴がわかる書類(1回目・2回目)の写し
③身分証明書④委任状(本人または同一世帯員以外が申請する場合)
(市役所のホームページにも同じ案内があります)

S氏は郵送を選びましたが、「受理しました」という案内が来るわけではないので、接種券が届くまで不安だったと話していました。

なんでマイナンバーカードもあるのに、ワクチン接種証明書も発行しているのに、
自動的にならないのだろう…とS氏のモヤモヤはつきなかったようです。

COVICには、S氏と同じように、1回目と2回目の接種自治体が違う方などからの相談もあり、その都度、自治体の方との対話をしながら解決につながっています。
日本語や仕組みが分からない外国籍の人たちにとって、COVICが担った役割は大きなものだとしみじみ感じます。

(みんなの外国人ネットワーク(MINNA)K.M)