先日、母国で2回の接種を済ませてから、母親の介護のために来日した短期滞在の方から3回目の接種をしたいという相談を受けました。
どんな組織なのか?とも聞かれました。NPOで公的機関ではない、自由だからできることがあるのかもしれません。COVICの立ち位置を思い返しました。
(コーディネーター S.O.)
COVID-19 Vaccination Information Center for International Citizen(COVIC コビック)
ワクチンの接種券は
日本にある大使館や領事館関係者の在留資格となる「外交」と「公用」の人も住民票の登録がないカテゴリーに入ります。
「外交」と「公用」の人への接種については、厚労省と外務省から都道府県に事務連絡が出ています。
https://www.mhlw.go.jp/content/000763001.pdf
接種券の申請を自治体に行う流れですが、基本的に大使館経由で行い、例外的に個人で行うこともできると書かれています。
COVICに在留資格「公用」で在留している方から、相談がありました。
その方は大使館に勤める兄弟の家族として、公用で滞在していました。
勤務している兄弟は大使館が申請したけれど、大使館に相談したら、家族の分は対応してくれないとのことでした。
ご自身で自治体に問い合わせても、大使館に聞いてください、と言われたそうです。
大使館と自治体の間で、グルグルたらい回しにあってしまいました。
そこでCOVICから自治体のワクチンコールセンターに問い合わせ、このケースを丁寧に説明しました。すると、個人で接種券を申請することができる旨、案内を受けることができました。
自治体からのOKが出たため、後はご本人が自治体に接種券の申請をすることになりました。
外国人は言葉の面でハンデキャップがありますし、自治体の方も慣れない相談ケースです。
実際は、可能であるにもかかわらず、行き違いにより接種できない結論になってしまうのは、残念です。このケースは、自治体の担当者がよく話を聞いてくださり、接種につなげることができました。
(コーディネータ― R.A)
外国人の代わりに
その人が住んでいる自治体に電話をかけて、接種券の申請手続きを聞くことがありますが、自治体の対応も様々で面白いです。
窓口に来てほしいという自治体や、必ず郵送で、と言われるところがあります。
また、数は少ないながら、窓口申請した接種券を、その場で発行したり、予約を手伝ってくれるところもあります。
COVICでは、まだ、2回の接種を終えていない人の接種券発行のサポートをしています。
少しでも早く接種できるよう、自治体が早い対応をしてくれると、本当にありがたいです。
(コーディネータ― R.A)
開設して
4カ月が経過しました。
去年の9月~10月は、帰国困難になって在留資格「短期滞在」や「特定活動(3カ月)」で日本に在留しているところ、住民登録がないため、接種券が送られていない、という相談が多くありました。
また、仮放免となっているケースでも住民登録がありませんので、接種を希望しても接種券が送られてきません。
そうした相談ケースには、相談者が住んでいる自治体に1件1件問い合わせて接種券の交付を案内してきました。
12月ごろからは、海外でワクチン接種を受けたけれど、日本でも接種した方が良いのか?といった相談も入るようになりました。
海外で接種しているワクチンが、日本が有効と認めているモデルナやファイザーなどでない場合、日本の入国時にワクチン接種を条件として隔離期間の定めがあるときには、それが適用されない形となります。
また、コロナに感染したことがあるけれど、接種をしたほうが良いのか?という相談もあります。
最近になってからは、海外で2回接種したけれど3回目を日本で接種したい、という相談も入っています。
COVIC開設から短い期間ではありますが、様々なパターンの相談があるものだと、改めて感じています。
(コーディネータ― R.A)